イスタンブールで子ども2人と母親が死亡 屋台料理が原因か
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【11月15日 AFP】トルコ当局とメディアによると、イスタンブールの人気観光地で屋台料理を食べた後、2人の子どもとその母親が死亡し、父親が重篤な容体にあるという。
一家は12日、ボスポラス海峡にかかる橋のふもとにあるオルタキョイ地区のレストランで、いくつかの人気屋台料理を食べた後、体調を崩したと報じられている。
一家は食後すぐに体調を崩し、病院に搬送されたが、6歳と3歳の2人の子どもが死亡したと、イスタンブール地域保健局長のアブドゥラ・エムレ・ギュネル氏が13日、X(旧ツイッター)で発表した。母親と父親は集中治療室で治療を受けており、調査が開始されたと説明した。
ユルマズ・トゥンチュ法相は14日、母親はその後間もなく死亡したとXで明らかにし、「家族が食事をしたとされる場所からサンプルが採取され、4人の身柄が拘束された」と記した。
一部のメディアは、一家が路上販売されることの多い人気の軽食である米入りムール貝や、「クンピル」と呼ばれるジャガイモ料理を食べたと伝えている。
他の報道では、家族がグリルした子羊の内臓料理「ココレチ」を食べたとされ、また、トルコの伝統菓子「ターキッシュデライト」についても言及されている。一家はドイツに住むトルコ人で、休暇でイスタンブールを訪れていたという。(c)AFP