10代少女11人をレイプ・性的暴行、7人起訴 英グルーミング・ギャング事件
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【11月13日 AFP】子どもにクルーミング(性的手なづけ)をして性加害・搾取を行った「グルーミング・ギャング」スキャンダルの最新の事件で、英警察は12日、10代の少女11人に対する40件以上の罪で7人の男を新たに起訴したと発表した。
「グルーミング・ギャング」スキャンダルでは、主に南アジア系の男たちが白人労働者階級の少女数千人をレイプしていた疑いがあることがルイーズ・ケイシー議員による画期的な調査を含む多数の公式報告書によって明らかにされている。
7人は2022~2025年に西部ブリストルでレイプや性的暴行を含むさまざまな罪を犯した疑いを掛けられている。
控訴局(CPS)組織的児童性的虐待対策課のジェームズ・ボルトンスミス氏は、「ブリストルでの集団による児童性的搾取に関する警察の捜査を受け、7人の男を起訴することを決定した」と述べた。
エイボン・アンド・サマセット警察は声明で、起訴された7人のうち4人は、イラン人、シリア人またはアラブ人だと自称していると述べた。
7人のうち6人は1件以上のレイプ罪で、残る1人は性的暴行罪で起訴された。
警察によると、イングランド北部ロッチデールにおける児童性的搾取事件に関する捜査で、これまでに32人が有罪判決を受けている。
活動家のトミー・ロビンソン氏を含む英国の極右活動家たちは、「グルーミング・ギャング」スキャンダルを多文化主義と移民に反対する大義名分として利用している。(c)AFP