【11月11日 AFP】黒澤明監督の『乱』をはじめ、数多くの映画や舞台で活躍した俳優の仲代達矢さんが死去した。92歳だった。主宰する「無名塾」が11日に発表した。

無名塾は死去の日時などの詳細を明らかにしていない。

仲代さんは1950年代後半から1960年代初頭にかけて、小林正樹監督の反戦映画『人間の条件』シリーズに出演し、国内外で高い評価を受けた。

黒澤監督の1954年の名作『七人の侍』では端役として出演。その後、黒澤作品の主要俳優として活躍し、主演を務めた『影武者』(1980年)はカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した。

1985年の映画『乱』では、家督を譲った息子たちとの悲運に翻弄される戦国武将を熱演した。

1975年に俳優の故・宮崎恭子さんと共に無名塾を設立し、若手俳優の育成に力を注いだ。役所広司さんらを輩出している。(c)AFP