アマゾンも児童ラブドール販売、スウェーデンの子どもの権利擁護団体が告発
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【11月11日 AFP】スウェーデンの子どもの権利擁護団体「チャイルドX」は10日、児童を模した成人用玩具「ラブドール」を販売しているとして、米アマゾン・ドットコムと他の二つのインターネット通販サイトを告発したと発表した。
児童ラブドールをめぐっては論争が巻き起こっており、中国発のインターネット通販「SHEIN(シーイン)」は最近、フランスが販売禁止をちらつかせたことを受け、販売を禁止した。
チャイルドXは、アマゾンとその各国版サイトに加え、スウェーデンで児童ラブドールを販売している他の二つのサイトを警察に通報したと発表した。
チャイルドXはAFPに対し、アクセスを誘導しないため二つの小規模サイトの名前は公表しないが、一つはスウェーデン、もう一つは中国に拠点を置いていると述べた。
スウェーデンの法律では、子どもを性的に描写するマテリアルを禁止しており、チャイルドXは児童ラブドールの販売は児童性的搾取禁止法に抵触する可能性があると主張している。
同団体は、児童ラブドールを国際市場で販売することは、児童性的虐待を常態化させ、搾取的なコンテンツの需要を増大させるリスクがあると指摘。
チャイルドXのイダ・オステンソン事務局長はAFPに対し、「これらのサイトは児童虐待を常態化させ、それがさらなる児童虐待につながる可能性があるため、スウェーデンに存在することは許されない」と語った。
児童ポルノの配布と所持、児童ラブドールの所持は既に違法となっている。
チャイルドXによると、児童ラブドールの販売も違法となるはずだが、裁判で争われたことはない。
オステンソン氏は、三つのインターネット通販サイトに対する告発は、サイト上の画像と商品の販売の両方に関係していると述べた。
チャイルドXは、スウェーデンでは15歳未満の子どもの4人に1人がグルーミング(手なづけ)の標的となり、10代の少女の10人に1人が商業的な性的搾取の被害者となっているという統計を引用した。(c)AFP