【11月11日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領(79)は10日、かつて「米国を再び偉大に(MAGA)」の天国で引き合わされた最高のコンビだった極右マージョリー・テイラー・グリーン下院議員(51、共和党)による一連の批判発言を受けて、グリーン氏は「道を誤った」と述べた。

ジョージア州選出のグリーン氏はかつて熱烈なトランプ支持者だったが、ここ数か月、パレスチナ自治区ガザ地区に関する問題から住宅価格高騰問題に至るまでさまざまな問題でトランプ氏と意見を異にしている。

トランプ氏が我慢の限界に達したのは、シリアのアハマド・シャラア大統領をホワイトハウスに招いた際、グリーン氏が外交政策ではなく国内問題に焦点を当てるよう促した時だった。

トランプ氏は大統領執務室で記者団にグリーン氏の発言について問われると、「マージョリーに何が起こったのかは分からない。彼女は良い女性だが、何が起こったのかは分からない。彼女は道を誤ったと思う」と語った。

トランプ氏はグリーン氏について、「今やあちら側に迎合している」「彼女には驚いた。だが、マージョリーのような人物があちら側に行き、あのような発言をし始めるのは、彼女が何も分かっていないことを示している」と述べた。

グリーン氏の突然の方針転換は、2028年大統領選に出馬するのではないかとの臆測を呼んだが、グリーン氏はこれを「根拠のないうわさ」だと一蹴した。

さらに、グリーン氏は自身が元アルカイダのテロリスト」と呼ぶシャラア氏のホワイトハウス訪問を前に、「ホワイトハウスで外交政策ではなく国内政策についてノンストップの会議が行われることを心から望んでいる」と述べた。

グリーン氏の発言はより直接的ではあったが、実際には、ニューヨーク、ニュージャージー、バージニアの各選挙で民主党に大敗した共和党は「国内問題」に焦点を当てる必要があるという、先週のJ・D・バンス副大統領の発言と重なる内容だった。

トランプ氏は10日、「『世界のことは気にするな』と言うのは簡単だが、世界はわれわれの最大の顧客になりつつある」と述べて外交政策への注力を正当化した。(c)AFP