イスラエル軍、火炎瓶投げたとしてヨルダン川西岸の10代2人を殺害
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【11月8日 AFP】パレスチナ自治政府(PA)保健省は7日、イスラエル軍が占領下のヨルダン川西岸のジュデイラ村で、16歳の少年2人を殺害したと発表した。イスラエル軍は、火炎瓶を投げた2人を殺害したと述べている。
パレスチナ保健省は声明で、モハメッド・アブドラ・モハメッド・アティームさんとムハンマド・ラシャド・ファドル・カシムさんの16歳の少年2人がイスラエル軍に射殺されたと発表した。イスラエル軍が2人の遺体を保持しているという。
一方、イスラエル軍は、前夜にヨルダン川西岸のジュデイラで火炎瓶を投げた2人を殺害したとの声明を発表。「昨夜…ジュデイラで2人のテロリストが火炎瓶を点火し、民間人が使用する主要な道路に向かって投げたのが確認された」と説明した。
さらに、現地に配備された軍部隊がそれらの人物を「排除」したと付け加えた。この「排除」という言葉は、イスラエル軍が容疑者を殺害した際に一般的に使用される表現だ。
軍が公開した防犯カメラの映像には、2人の人物が燃える物体を壁越しに投げる様子が映っていた。この壁は、ジュデイラ付近の地域とイスラエル人専用の道路を隔てる壁と一致している。
モハメッド・アティームさんの父親、モハメッド氏はAFPに対し、イスラエル軍が町に入ってから「1時間か2時間」後に10代の2人の行方が分からなくなり、7日の朝に2人の死を知ったと語った。
パレスチナ保健省によると、ガザでの戦争が始まって以来、ヨルダン川西岸で少なくとも1001人のパレスチナ人(戦闘員を含む)がイスラエル軍または入植者によって殺害された。
イスラエルの公式統計によると同期間中、ヨルダン川西岸で43人のイスラエル人(兵士を含む)がパレスチナ人の攻撃で殺害された。(c)AFP