米軍基地に届いた不審物、医療的に問題なし
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【11月8日 AFP】米大統領専用機「エアフォースワン」の拠点でもある米首都ワシントン近郊の軍事基地で6日に不審な荷物が開封された後、7人が一時的に体調不良を訴えたと基地の報道官が7日、発表した。
アンドルーズ空軍基地の報道官は、荷物にはドナルド・トランプ米大統領に対し「否定的な感情」を示すものも入っていたが、「大統領や他の政府関係者に対する具体的な脅威はなかった」との声明を発表。7人が体調不良を訴え、基地の医療チームの診察を受けたが、入院の必要はなかったという。
報道官は、汚染物質の検査が行われたが「粉末や危険物は発見されず、現在のところ脅威はない」と説明した。米メディアはこれより先、荷物に白い粉が含まれていたと報じていた。
メリーランド州にあるアンドルーズ空軍基地は首都ワシントンから近く、米政府高官が利用する。
トランプ氏は5日、フロリダでのビジネスフォーラムを終え、エアフォースワンでこの基地に着陸していた。(c)AFP