韓国カカオトーク改編後、滞在時間が増加…「ChatGPT利用者」が200万人突破
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【11月08日 KOREA WAVE】韓国のメッセージアプリ「カカオトーク」の大規模なアップデート以降、ユーザーの滞在時間が増加したことが明らかになった。「ChatGPT for Kakao」サービスの利用者は、リリースから2週間も経たないうちに200万人を突破した。
メガ・ニュース(MEGA News)のパク・ソリン記者の取材によると、カカオのチョン・シンア代表は11月7日に開かれた2025年第3四半期の業績発表カンファレンスコールで「今回の改編以降、主要KPI(成果評価指標)であるユーザーの滞在時間が回復したことを確認した。改編前の第3四半期平均と比べて、改編後の日平均滞在時間は24分台から26分に近い水準まで増加した」と語った。
さらに「これまで下落傾向にあった滞在時間が初めて反転し始めた点は意味があると考えている」との見解を示したうえ「チャットタブのトラフィックは依然として堅調である一方で、コンテンツを探索・発見する性格の強い“友だちタブ”と“今タブ”で、改編後の滞在時間が第3四半期平均と比べて10%以上増加した」と説明した。
カカオは2025年9月末に「友だちタブ」をインスタグラムのようなフィード形式に改編し、「オープンチャットタブ」を「今タブ」へと変更し、ショートフォームコンテンツを全面に打ち出した。これは年初に掲げた「ユーザー滞在時間を20%拡大する」という目標の一環だ。
また、OpenAIと協力し、カカオトーク内でChatGPTが使用できるようにした「ChatGPT for Kakao」の利用者は、10月28日の導入以降、すでに200万人を超えた。チョン代表は「ChatGPT for Kakaoはリリースから10日目で、利用規約に同意してサービス利用を開始したユーザーが200万人を突破した。1日あたりのアクティブユーザー1人当たりの平均滞在時間は、前日時点で約4分にまで増加した」と表明した。
カカオは「ChatGPT for Kakao」がまだサービス初期段階であることから、まずはより多くのユーザーがカカオトーク内でAIを自然に日常の中で体験し、慣れてもらうことに注力する。ユーザー基盤が十分に整った後、年末から本格的に有料サブスクリプションの拡大とプロダクトの高度化を進める。
エージェンティックAIエコシステムの拡張に向けては、来年からユーザーがよく利用するバーティカル(特化型)領域において、外部パートナーと協力していく。カカオはショートテールパートナーとは直接、エコシステム参加について議論し、ロングテールパートナーとは「Play MCP」などのエージェント・マーケットプレイスを通じて同時にアプローチしていく。
これまでカカオのエージェンティックAIエコシステムは、既存グループ企業が保有するB2Cサービスのポートフォリオを基盤に展開されてきた。カカオツールズを通じて連携される「カカオ予約」や「Melon」などのサービスが代表的な例だ。
チョン代表は「Play MCPとAgent Builderを中心に、オープン型エージェントエコシステムを積極的に拡張し、さまざまな規模のパートナーチャンネルを迅速に広げていく」と述べた。
この日カカオは、連結基準での2025年第3四半期の売り上げが2兆866億ウォン、営業利益が2080億ウォンだったと発表した。売り上げと営業利益は前年同期比でそれぞれ9%、59%の増加となった。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News