韓国・老朽化した火力発電所を解体中に崩壊事故、少なくとも5人死亡か
発信地:韓国
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韓国・北朝鮮
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【11月07日 KOREA WAVE】韓国・蔚山で6日午後2時ごろ、韓国東西発電の蔚山火力発電所内で、老朽化したボイラータワー3基(4・5・6号機)の解体作業中、高さ約60メートルの5号機が崩壊する事故が発生、作業中の9人が下敷きになった。うち2人は救助され、命に別状はない。救助隊は鉄筋などに挟まれた2人を発見したものの、うち1人は救助中に死亡、もう1人も死亡したもよう。さらに3人が見つかったが、生存情報はない。
消防当局は、救助犬や音響探知機、サーモグラフィーカメラ、内視鏡などを投入して埋没した作業員の捜索を続けている。
救助作業は二次災害のリスクが高い劣悪な状況で進められている。実際、消防当局は救助対象者に接近するため、約30メートルの距離にある鉄筋や構造物などを切断したり、地面を掘ったりしている。また、事故タワーのすぐ隣にある4号機は、すでに解体のための脆弱化作業(タワーが崩れやすくなるよう中間部分の柱を切断するなど)が完了しており、さらなる崩壊の懸念がある。
崩壊した構造物は、44年経過した老朽設備で、燃料を燃やして蒸気を発生させ、タービンを回して電気を作る施設。1981年に竣工し、2021年に稼働を停止。今年10月から撤去作業が進められていた。
事故に遭った作業員9人は、発注工事を担当した韓進重工業の協力会社に雇用されていた従業員。正社員は1人で8人は契約職だった。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News