米政府機関閉鎖、過去最長へ
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【11月5日 AFP】予算切れに伴う米政府機関の一部閉鎖は4日、35日目を迎え、第1次ドナルド・トランプ政権下での最長記録に並んだ。トランプ政権は、年間で最も旅行客の多い時期の一つとなるこの時期、空港で混乱が生じる可能性があると警告していた。
政府機関の閉鎖が史上最長となることはほぼ確実で、6週目となる5日まで大きな進展は見込まれていない。だが、議会では閉鎖解除がかつてないほど近づいているというかすかな兆候が見られた。
議会が9月30日以降の予算を承認できなかったため、政府は機能停止状態に陥っており、米国人数百万人の食料品購入を支援する支援策を含む福祉プログラムが宙に浮いたままになっており、苦痛は増大している。
航空管制官から公園管理官まで、連邦職員約140万人が一時帰休を命じられたり、無給で働かされたりしている。
一部の議員は、4日にニューヨーク、バージニア、ニュージャージー、カリフォルニアで行われる一連の選挙が、政府機関の再開に必要な弾みとなることを期待している。
だが、与野党は依然として、最大の争点である医療予算増額をめぐって対立している。(c)AFP