ナイジェリア、トランプ氏の軍事行動示唆受け首脳会談を提案
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【11月3日 AFP】米国のドナルド・トランプ大統領が、ナイジェリアのキリスト教徒に対するイスラム過激派の脅威を理由に軍事行動を示唆したことを受け、ナイジェリア政府は2日、両国首脳による会談を提案した。
トランプ氏は1日、SNSへの投稿で国防総省に攻撃計画の策定を指示したと投稿。この前日には、キリスト教徒がナイジェリアで「存亡の危機に直面している」と述べていた。
ナイジェリアのボラ・ティヌブ大統領の報道官であるダニエル・ブワラ氏は2日、AFPの取材に対し、「ナイジェリアは米国とともにテロとの世界的な戦いに取り組むパートナー。首脳同士が会えば、より良い結果が得られるだろう」と述べ、「ナイジェリアは、領土の一体性が尊重される限り、テロ対策における米国の支援を歓迎する」と続けた。
また、「(トランプ氏のSNS投稿を)文字通りには受け取っていない」と述べたブワラ氏は、今回の投稿は「両首脳が会談し、安全保障上の共通の立場を整理するためのきっかけをつくる意図がある」と示唆した。
「ナイジェリアのテロリストがキリスト教徒のみを標的にしているのか、あるいはすべての宗教、無宗教の人々を対象にしているのかという見解の違いがあるとしても、それは両首脳が近く、ナイジェリア大統領府またはホワイトハウスで会談する際に議論され、解決されるだろう」
ナイジェリアは、イスラム教徒が多数派を占める北部と、キリスト教徒が多数派を占める南部におおむね分断されている。専門家によると、多くの紛争が起きる中でキリスト教徒とイスラム教徒の区別なく殺害されているという。(c)AFP