【11月1日 AFP】1杯約15万円の世界で最も高価なコーヒーが、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイのカフェで味わえる。プレミアム価格で落札されたパナマ産の豆から入れたものだ。

裕福な首長国であるドバイは、屋内スキー場を備えた巨大なモール、世界一高い建物、そして五つ星ホテルが点在する人工島など、豪華な事業で知られている。

「ドバイは投資に最適な場所だと感じた」と、世界最高額のコーヒーを提供するジュリスカフェの共同創設者、セルカン・サグソズ氏はAFPに語った。このカフェは、高価な品揃えで知られている。

工業地帯に位置し、コーヒー愛好家のホットスポットとなっているジュリスは、1日から「約400杯」の貴重な飲み物を提供する予定だいう。

価格は3600ディルハム(約15万円)で、お茶を思わせる花や果物の風味を楽しめる。

「ジャスミンのような白い花の香り、オレンジやベルガモットのようなかんきつ系の風味、そしてアプリコットや桃のほのかな香りがある」と、以前は故郷トルコでカフェを経営していたサグソズ氏は言った。「蜂蜜のように繊細で甘い」

ドバイでは先月、ロースターズが2500ディルハム(約10万円)で提供したコーヒーで、世界で最も高価なコーヒーのギネス世界記録を打ち立てたばかりだった。

今回の新記録に驚く人もいた一方で、ぜいたくなライフスタイルで知られるドバイにとっては当然のことだとの見方もあり、住民からは「とても衝撃的だけれど、同時にドバイらしい」「裕福な人々にとっては、ただ自慢できるもう一つの体験に過ぎない」といった声が聞かれた。

プレスリリースによると、ジュリスカフェはパナマで行われたオークションで、「Nido 7 Geisha」20キログラムの豆を約220万ディルハム(約9200万円)で落札。ジュリスカフェは、コーヒーに対してこれまでで最高額を支払ったと主張している。(c)AFP/Maha LOUBARIS