【11月5日 東方新報】国家統計局の発表によると、2025年1~9月期(第1~3四半期)、全国の一定規模以上の文化および関連産業企業の営業収入と利益総額はいずれも前年同期を上回った。国家統計局社会科学文化統計司の潘旭華(Pan Xuhua)統計官は、各地域や関係部門が党中央と国務院の方針を着実に実行し、文化産業と市場の体制整備、文化経済政策の改善、財政・金融支援の強化を進めたことが、文化産業の持続的な成長につながったと説明した。

1~9月期、全国の一定規模以上の文化および関連産業企業(以下「文化企業」)の営業収入は10兆9589億元(約235兆5571億円)に達し、前年同期比7.9%増加した。増加率は上半期より0.5ポイント高い。文化の中核分野の営業収入は7兆4216億元(約159兆5243億円)で、前年同期比11.5%増、上半期より1.5ポイント上昇した。内容制作、クリエーティブデザインサービス、ニュース情報サービスの3分野では、それぞれ14.0%、13.2%、11.6%と二桁の伸びを記録した。

文化サービス業も成長を支えている。営業収入は6兆626億元(約130兆3131億円)で前年同期比11.9%増、上半期より1.2ポイント伸びた。文化サービス業の売上は文化企業全体の55.3%を占め、前年より1.9ポイント上昇した。文化サービス業の売上増加が文化企業全体の収入を6.3ポイント押し上げ、寄与率は79.7%に達した。文化製造業と文化卸売・小売業の営業収入はそれぞれ3兆766億元(約66兆1302億円)、1兆8197億元(約39兆1137億円)で、前年同期比2.3%と5.5%の増加となった。

新しい文化ビジネス分野も引き続き急成長している。特徴的な16業種では営業収入が4兆8860億元(約105兆226億円)に達し、前年同期比14.1%増で、全体平均を6.2ポイント上回った。これらの新興分野は文化企業全体の売上増加に対して74.7%の寄与を果たし、成長を5.9ポイント押し上げた。中でも娯楽用スマートドローン製造、文化デジタルコンテンツサービス、インターネット広告、文化芸術関連業務、ゲーム・アニメ・デジタル出版ソフト開発の5分野が高い伸びを示し、それぞれ47.2%、24.5%、20.0%、19.0%、18.1%の増加となった。

利益も着実に拡大している。文化企業の利益総額は9093億元(約19兆5450億円)で前年同期比14.2%増、営業利益率は8.30%となり、前年より0.45ポイント改善した。43業種のうち39業種が黒字を維持し、デジタルコンテンツサービス、情報端末の製造・販売、工芸美術品販売の3分野が全体の利益増加を特に押し上げた。(c)東方新報/AFPBB News