窮地のドジャース指揮官、大谷翔平のWS救援登板も検討
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【10月31日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は30日、ワールドシリーズ連覇に向けて窮地に立たされる中で「あらゆる選択肢がテーブルにある」と述べ、31日に行われる第6戦で大谷翔平を救援投手として起用する可能性を示唆した。
トロント・ブルージェイズはロサンゼルスで2連勝を飾り、シリーズ戦績3勝2敗として1993年以来32年ぶりのタイトル獲得に王手をかけている。
カナダ・トロントに到着後、第6戦、そして必要であれば行われる第7戦に向けたトレーニングを終えた後に指揮官は、大谷が31日に「どういった状態で来るかを見てみよう」と語った。
「敗退の危機に直面しているときは、そういった話し合いが必要になるのは当然」「あすは勝つために必要なことは何でもやるつもりだ」
第4戦で先発登板して敗戦投手になった大谷は、チームが必要とするなら救援登板にも応じる意向を示している。
一方で、大谷の打者としての重要な役割も考慮すべき点となる。MLBの規定では、仮に大谷が先発投手として登板した場合、降板後でも指名打者(DH)として打席に立ち続けることができる。しかし、指名打者として出場してリリーフ登板した場合、降板時には指名打者の権利を失うことになる。
ロバーツ監督は「すべてを検討するつもりだ」「まずは金曜日(31日の第6戦)を乗り切るためにできることをやって、それから状況を見て第7戦に向けて最善の策を考える。すべての選択肢が検討対象だ」と語った。
一方でロバーツ監督は、危機に直面しているにもかかわらず、選手たちは「良い雰囲気」だと明かした。
「第7戦でワールドシリーズを制するなんて、これ以上の勝ち方はないだろう」と述べたロバーツ監督は、「長いシリーズ、18イニング、移動などを考慮して、きょうは練習を休む選択肢を選手に与えたが、誰一人としてそれを選ばなかった。それが私にとって励みになっている」と述べた。
第6戦では、第2戦で被安打4の完投勝利を飾った山本由伸が先発登板する。
敗退の可能性がある試合でも特別な意識を持たないという山本は「特に変化はない。勝つしかないので、集中して挑みたい」と語った。(c)AFP