【11月2日 CGTN Japanese】ドイツ連邦統計局が発表した速報データによると、今年1~8月、中国は米国を抜き、再びドイツの最大貿易相手国になったとのことです。

ロイター通信によると、1~8月のドイツと中国の貿易総額は1634億ユーロ(約28兆9000億円)に達したのに対し、米国との貿易額は1628億ユーロにとどまったとのことです。

米国は昨年中国を抜いてドイツ最大の貿易相手国となりましたが、2016~2023年の8年間、中国は常にドイツの最大貿易相手国でした。しかし、トランプ米政権が高関税政策を取ったことで、この状況は再び変わりました。今年1~8月、ドイツの対米輸出額は前年同期比7.4%減の996億ユーロ(約17兆6000億円)にとどまっています。8月単月ではドイツの対米輸出は前年同月比で23.5%も減少しており、米国の関税強化による影響が深刻化しています。

ドイツ卸売・貿易業連合会(BGA)のディルク・ヤンドゥラ会長は、「米国の関税と貿易政策が販売減少につながる主な要因であることは間違いない」と述べ、自動車、機械、化学製品など、ドイツの伝統的な輸出製品に対する米国の需要が減少していると説明しました。

継続する関税の脅威とユーロ高などにより、ドイツの対米輸出が短期的に回復する可能性は低いとみられています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News