【10月30日 AFP】イスラエルのイスラエル・カッツ国防相は29日、「不法戦闘員」として拘束されているパレスチナ人への国際赤十字委員会(ICRC)の訪問を禁止したと発表した。

カッツ氏は「赤十字の訪問が国家の安全を著しく損なうことに疑いの余地はない」と述べ、「国家と市民の安全が最優先だ」と強調した。

この禁止令により、指定された被拘束者数千人へのICRCの訪問が禁止されることになるが、実際には、2023年10月7日のハマスによる越境攻撃を契機に始まった武力衝突以降、同様の状態がすでに続いていた。

イスラエルでは、2002年に導入された「不法戦闘員」というカテゴリーに基づき、軍事拘留施設で起訴なしに無期限の拘留が可能とされている。

ICRCによると、停戦や捕虜交換協定の下で行われた釈放前の面談を除き、被拘束者の訪問は許されていない。

ICRCは「拘束施設や拘束されている人々を訪問する目的は純粋に人道的なものだ」と説明。

「われわれの目的は、拘束者の待遇や環境を評価し、拘束当局と協力してこれらの条件が国際基準に合致するようにし、拘束者とその家族との連絡を回復することだ」と続けた。(c)AFP