韓国・済州島、またも「脂身ばかりの黒豚」論争…観光客の不満噴出「もう行かない」
発信地:韓国
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韓国・北朝鮮
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【10月30日 KOREA WAVE】韓国・済州島(チェジュド)の観光客が19日、インターネット掲示板「ボベドリーム」に「西帰浦(ソギポ)の市場近くの黒豚の有名店でとんでもない経験をした」と投稿した。「脂身半分、赤身半分」の肉を提供されたというのだ。
投稿者は、モクサル(首肉)1人前とオギョプサル(五枚肉)1人前、焼酎1本を注文。ところが、出てきた肉は脂身と赤身が半々だった。店員は「もともと付いている脂身で、重量は規定通りです」と説明した。
投稿者は「気持ち悪くて脂身は鉄板に載せなかった。もう二度と来ない。客をばかにしているのかと思った」と不満を述べた。公開された写真の肉は、赤身がほとんど見えず、まるで脂身の塊のようだ。
これに「観光地で金を払って食べる肉とは思えない」と非難が殺到。ネット上では「観光客をカモにする」「不親切で値段も高い。どうして日本旅行に流れるのか、済州の人たちは分かっていない」といった批判が相次いだ。
済州ではこれまでにも、西帰浦など観光地を中心に「脂が多すぎる肉を高値で売りつける」との苦情が相次ぎ、SNSで何度も炎上。牛肉やキムパプ(のり巻き)のぼったくり問題にまで発展し、旅行をボイコットしようとの声も上がり始めている。
済州道は2025年9月から「1人前メニューの標準化」や「価格の透明化」を進めているが、道のりは険しいようだ。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News