中国・正しい第二次世界大戦史観を堅持し、歴史の正義を断固擁護する
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【11月5日 People’s Daily】第二次世界大戦の勝利の成果を侵害させず、正しい第二次世界大戦史観を堅持し、戦後の国際秩序を維持することは、歴史的正義を擁護する重要な内容である。特に現在、第二次世界大戦の成果を否定し、第二次世界大戦の歴史的真実を歪曲する様々なイデオロギーが台頭する情勢下で、正しい第二次世界大戦史観によって歴史の正義を擁護することは、重要な現実的意義と深遠な歴史的意義を持っている。
第二次世界大戦は人類史上かつてない惨禍であり、歴史の正義を擁護するには、まず第二次世界大戦の勝利の成果が侵されることを許さないようにしなければならない。中国にとって、第二次世界大戦の勝利の成果は主に以下のものを含んでいる。
第一に、日本軍国主義の侵略を打ち破り、国家の独立と主権を擁護したこと。かつて日本によって強制的に占有されていた台湾と澎湖列島を中国に復帰させたこと。第二に、国際連合の創設において決定的な役割を発揮し、戦後の新たな国際秩序を構築し、人類を全体的な平和の新たな時代へと導いたこと。第三に、民族解放運動を積極的に支援し、戦後の植民地体系の崩壊を促し、世界の政治構造を変えたこと、である。
歴史の正義を守ることは、第二次世界大戦の勝利の成果を認め、共通の歴史的記憶を偲ぶことである。第二次世界大戦の歴史観と勝利の成果は一脈相通じるものである。正しい第二次世界大戦史観とは、第二次世界大戦の勝利の成果を尊重するという基礎の上に立つ「歴史的認識」と「歴史的記憶」が精神と価値観の面で体现されたものだ。
正しい第二次世界大戦史観は主に次の点を含んでいる。
第一に、中ソ両国はそれぞれアジアとヨーロッパの主戦場において「大黒柱」としての役割を果たし、世界反ファシズム戦争の勝利に決定的な貢献をした。第二に、中国人民抗日戦争は開始時期が最も早く、継続期間が最も長く、置かれた状況が最も困難で、犠牲が最も大きく、世界反ファシズム戦争の重要な構成部分であった。第三に、中国共産党が真っ先に武装抗日運動の旗を掲げた。中国共産党の強力な指導の下、中国人民は勇敢に戦い、抗日戦争の偉大な勝利を勝ち取った。第四に、ニュルンベルク(Nuremberg)国際軍事法廷と極東国際軍事法廷は戦犯を「歴史の恥辱の柱」に永遠に釘付けにした。これら二つの大きな裁判の正義性、歴史的価値、時代的意義は揺るぎないものである。
第二次世界大戦の勝利は、人類の正義の力の偉大な勝利であり、正義が邪悪に、光明が暗黒に勝利した象徴であり、世界に平和と発展の夜明けをもたらしたものだ。正しい第二次世界大戦史観を堅持し、共通の第二次世界大戦の歴史的記憶を守ることは、重大な歴史的意義を持つ。
遺憾なことに、中国人民抗日戦争および世界反ファシズム戦争勝利80年後の今日でも、なお少数の人たちが、動かしがたい歴史的事実を無視し、戦争で犠牲になった数千万に上る無辜の命を顧みず、歴史の流れに逆らい、侵略の歴史をくり返し否定し、さらには美化さえし続け、中国人民を含む全世界の平和を愛する人びとの強い非難を招いている。
第二次世界大戦のアジアの主戦場から見ると、中国人民は1931年以降の10年間、単独で日本侵略者に抵抗し、世界反ファシズム戦争のアジア主戦場を支えた。抗日戦争において、中華の子女は次々に立ち上がり、心を一つにして奮戦した。軍民合わせて3500万人以上という膨大な犠牲を払い、連合軍の他の戦場での作戦を力強く支援し、ソ連が二正面作戦を回避する上で重要な支えとなった。
この過程において、中国共産党の指導および中国共産党が提唱し構築した「抗日民族統一戦線」は決定的な役割を果たした。日本の関東軍の柳条湖での鉄道爆破に端を発し旧満州(現在の中国東北部)を占領した「九一八事変」の後、中国共産党はいち早く「武装抗日」の旗を高く掲げ、抗日民族統一戦線を構築し、最終的に中華民族を導いて日本軍国主義者を徹底的に打ち破り、第二次世界大戦の勝利に重大な貢献を果たした。
戦後の国際秩序は、国際的な公平と正義の象徴である。第二次世界大戦の勝利は、世界の反ファシズム同盟がイデオロギーや国益の相違を超越し、手を携えて侵略に反抗した成果であり、国際的な公平と正義を実現したものである。
現在、一部の国家は、自らの覇権と私利を求めるために、第二次世界大戦の勝利の成果を改ざんし、戦後の国際秩序の原則を覆そうと画策している。このような行為は、歴史の教訓を無視するものであり、国際的な公平と正義に対する挑戦でもある。
世界が必要としているものは、公正な道理であり、非道な覇権ではない。第二次世界大戦の歴史的経験と教訓は、国際的な公平と正義を実現してこそ、世界平和の基盤を固められるということを明確に示している。
第二次世界大戦の勝利の成果は、国際連合を中核とした「多国間主義の礎」として凝結され、現代の国際関係の基本原則が築き上げられている。今日の複雑で変化の激しい国際情勢において、正しい第二次世界大戦史観を堅持し、そこから歴史的な知恵と力を汲み取ることは、世界平和を維持し、国際的な公平と正義を堅持する上で、極めて重要な意義を持つものである。
我々は確信している。世界各国の人びとも皆、歴史の正しい側、公平と正義の側に立ち、手を携えて人類のより輝かしい未来を勝ち取ることを選択することを。(c)People’s Daily/AFPBB News