ハリケーン「メリッサ」 ジャマイカに接近 カテゴリー5に発達も
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【10月27日 AFP】ハリケーン「メリッサ」は26日、勢力を増しながらカリブ海を移動し、ジャマイカに接近している。予報士たちは壊滅的な洪水の発生を予測し、住民に直ちに避難するよう呼びかけている。
メリッサは、5段階の強さで上から2番目の「カテゴリー4」の強いハリケーンだ。動きは非常に遅く、時速7キロで北上しており、通過する地域ではより長時間にわたり激しい影響が及ぶ可能性がある。激しい雨やそれに伴う土砂災害により、これまでハイチとドミニカ共和国で少なくとも4人の死亡が報告されている。
米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、最大風速は約65メートル/秒で、今後、カテゴリー5に発達する可能性が高い。
ジャマイカでは、27日夜から28日朝にかけて上陸が予想されている。首都キングストンの国際空港は26日夜に閉鎖され、その他すべての港も現在閉鎖中だ。(c)AFP