ミン・ヒジン元ADOR代表(c)MONEYTODAY
ミン・ヒジン元ADOR代表(c)MONEYTODAY

【10月27日 KOREA WAVE】韓国のガールズグループ「NewJeans(ニュージーンズ)」を手がけたことで知られる元ADOR(アドア)代表のミン・ヒジン氏が、新たな芸能事務所「OOAK」を設立した。ADORを離れてから約1年ぶりの公式的な動きとなる。

ミン元代表は新法人「OOAK(One of A Kind)」を設立し、10月16日に裁判所で登記を完了させた。社名には「唯一無二の存在」という意味が込められているという。

登記簿によると、ミン元代表は新会社の社内取締役に名を連ねている。事業目的には▽芸能人マネジメント▽音楽・アルバムの制作・流通▽公演・イベントの企画▽ブランドマネジメント▽著作物の出版――などが含まれている。法人所在地はソウル市江南区のカロスキル周辺にあり、同区新沙洞では新社屋の建設も進められている。

ミン元代表にとっては、2024年8月にADOR代表職を退いた後、初の対外的な動きとなる。現在はADORの親会社HYBE(ハイブ)と、約260億ウォン規模のプットオプション(株式買取請求権)を巡って法的紛争中である。

この訴訟の行方次第では、NewJeansが「OOAK」に移籍する可能性も取り沙汰されている。NewJeans自身も、専属契約の有効性をめぐる訴訟を進めている。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News