【10月25日 AFP】英刑事法院は24日、2人を殺害して斬首し、切断した遺体をスーツケースに詰めて国内の橋に遺棄した被告の男に、拘禁最低42年の終身刑を言い渡した。

コロンビア国籍のヨスティン・モスケラ被告(35)は昨年、ポール・ロングワースさん(71)とフランス出身のアルベール・アルフォンソさん(62)を殺害した。2人はシビル・パートナーシップを結んで英ロンドン西部のアパートで同居しており、モスケラ被告もそこに滞在していた。

ジョエル・ベナサン判事は、量刑言い渡しで「計画的かつ極めて悪質な」殺人だったと述べ、殺害後に被告がアパートを売却しようとしていたことは「間違いない」と付け加えた。

検察によると、モスケラ被告はロングワースさんの後頭部をハンマーで殴って殺害。さらに、アルフォンソさんとの性行為の様子を撮影した後、アルフォンソさんを刺殺した。

被告は遺体を二つのスーツケースに詰め、南西部ブリストルにある名所のクリフトンつり橋に遺棄した。

橋の上で赤い大型スーツケースと銀色のトランクを持っていたところを通行人に目撃されたモスケラ被告は、橋の職員に懐中電灯でスーツケースを照らされると逃走したという。

ジョエル・ベナサン判事は、被告が「遺体の入ったスーツケースを橋から投げ捨てようとしていたことは確かだ」と述べた。

警察はアパートの冷凍庫から、被害者2人の切断された頭部を発見している。

モスケラ被告はアパートの価値を調べ、アルフォンソさんのオンライン銀行の情報をコピーするなどした上、「ロンドンの連続殺人犯」や「ジャック・ザ・リッパー 映画」といった文言をウェブ検索していた。(c)AFP