マダガスカル、国外逃亡した前大統領の国籍剥奪
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【10月25日 AFP】アフリカの島国マダガスカルの新政権は24日、国外に逃亡したアンドリー・ラジョエリナ前大統領(51)のマダガスカル国籍を剥奪した。メディアが伝えた。マダガスカルでは若者主導のデモを契機に軍がクーデターを起こし権力を掌握した。
ラジョエリナ氏は数週間にわたる若者主導のデモの後、国外に逃亡。10月14日に弾劾された。国籍を剥奪されたことで今後、選挙に出馬できなくなる。
官報に掲載された法令によると、ラジョエリナ氏は2014年にフランス国籍を取得したため、マダガスカル国籍を剥奪された。
法令は、マダガスカル人が自発的に外国籍を取得した場合、マダガスカル国籍を失うと規定する法律を引用している。
ラジョエリナ氏のフランス国籍取得は、取得から約10年後の2023年11月の大統領前に発覚し、スキャンダルとなった。ラジョエリナ氏の失格を求める声が上がったが、野党がボイコットした選挙で同氏は勝利を収めた。
ラジョエリナ氏は、マイケル・ランドリアニリナ大佐が10月11日に若者主導のデモの鎮圧命令を拒否すると表明したことを受け、国外に逃亡した。
ラジョエリナ氏はその後、安全のために身を隠していると述べたが、居場所は明らかにしなかった。
ランドリアニリナ大佐は10月14日、大統領に就任し、2年以内に選挙を実施すると約束した。(c)AFP