韓国の民間カジノ、暴言・暴行・セクハラ横行「殺すと脅され、煙の中で働く」
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【10月23日 KOREA WAVE】韓国のカジノ労働現場で、暴言・暴行・性嫌行為、さらには違法喫煙まで横行する深刻な労働環境が国会で問題として取り上げられた。
14日に開かれた国会文化体育観光委員会の国政監査で、進歩党のソン・ソル議員は「公企業であるグランドコリアレジャー(GKL)は禁煙区域の厳格な分離や暴行・性嫌発生時の即時処分を定めた“ワンストライクアウト制”を実施しているが、民間カジノは依然として放置されている」と指摘した。
ソン議員がサービス連盟と共同で実施した実態調査によると、カジノ労働者の半数以上が勤務中に顧客から日常的に暴言や侮辱的な発言を受けており、月1回以上の頻度で性被害に遭うと答えた割合も22.7%に達した。
特に済州ドリームタワーや済州神話ワールドのカジノでは、暴行や性嫌行為が発生しても「会社の対応がない」と回答した割合がそれぞれ80%、67%にのぼった。
この日の証人として出席した済州神話ワールドカジノ警備チーム長のキム・ガンソク氏は「従業員は客から『殺してやる』『どこに住んでいるか知っている』といった脅迫を頻繁に受け、ペットボトルやガラス灰皿を投げつけられることも多い」と証言。「女性従業員は性的嫌がらせにさらされ、屈辱感の中で働いているが、会社側には予防措置が全くない」と訴えた。
またキム・ガンソク氏は「禁煙エリアにもたばこの煙が充満しており、女性労働者は健康被害や出産不安に苦しんでいる。政府レベルでの制度的禁煙対策が必要だ」と強調した。
ソン議員は「GKL並みの安全基準と保護制度が民間カジノにも適用されるよう、文化体育観光省が管理・監督のためのガイドラインを設けるべきだ」と求めた。
これに対し、チェ・フィヨン(崔輝永)文化体育観光相は「暴言、罵倒、違法喫煙などの人権侵害が職場で依然として繰り返されている」と認め、「2023年の実態調査後、十分な後続対策が取られなかった反省を踏まえ、より厳格なガイドラインと管理体制を整備し、現場に適用していく」と述べた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News