【10月24日 CGTN Japanese】中国・ラオス・ミャンマー・タイの4カ国は、第158回メコン川合同パトロール法執行行動と一連の法執行交流活動を共同で展開しています。10月21日午前9時、中国側の法執行船3隻とラオス側の3隻は、中国南西部雲南省シーサンパンナ(西双版納)タイ族自治州景哈警務埠頭(ふとう)から出航し、計画通りミャンマー側の法執行船2隻と合流しました。
 
行動に先立ち、4カ国の関係法執行部門は同自治州景洪市で指揮官合同会議と情報交流会を開き、最近のメコン川流域の治安情勢と越境犯罪態勢を共同で検討・分析した上で共同対策措置を協議し、流域の安全防衛ラインの構築、航路の安定維持で共通認識に達しました。行動期間中、中国側は合同パトロール法執行においてラオスのムオン・モムとバン・サンコー連絡拠点に駐屯する中国側分遣隊をローテーションすることになります。

 
今回の行動に参加するラオスの法執行艇3隻は9月30日、行動開始に先立ちシーサンパンナに到着し、雲南省公安庁水上パトロール総隊を友好訪問しました。双方は法執行船舶の規範化建設、専門技能訓練、法執行能力の向上、文化交流などの面で友好交流を展開し、双方の法執行専門能力をさらに向上させました。 (c)CGTN Japanese/AFPBB News