【10月28日  People’s Daily】百年に一度の大変革期において人類の運命は世界共通のものだ。「同じ地球で助け合い」、調和と共生を図ることが人類の正道である。

国際情勢が変転し混迷を深める中、7月16日から20日まで「第3回中国国際サプライチェーン促進博覧会」が北京で開催された。会場では合わせて6000件以上の協力合意が締結され、中国内外の参加企業や機関は1200に上り、オンライン・オフラインでの来場者数は延べ21万人を超え、前回比で5%の増加となった。

この博覧会は、世界で初めてのサプライチェーンをテーマとした国家級のイベントで、中国が世界に提供する一つの新しい「国際公共財」と言えるものだ。
 
このほか「中国国際輸入博覧会」の方は、世界初の輸入をテーマとする国家級のイベントとして、2018年から現在まで7回開催され、累計180以上の国と地域および国際機関が参加し、成約意向金額の累計は5000億米ドル(約76兆1850億円)を超えている。中国が高度な開放を推進するプラットフォーム、世界が共有する国際公共財となっている。

中国は高度な対外開放を揺るぎなく拡大し、各国と発展の機会を共有している。複数の国際的な世論調査機関の最近の調査によれば、中国に対する世界の好感度は持続的に上昇しているという。
  
輸入博からチェーン博へ、さらに広州交易会、国際サービス貿易取引会、国際消費品博覧会へと、中国は実際行動をもって、多角的貿易体制を支持し、自由貿易の発展を推進している。30の国・地域と23の自由貿易協定を締結し、国交を有する全ての後発開発途上国に対し、全品目の関税をゼロとするなど、 中国は常に、自国の超大規模市場を世界各国が共有できる大市場として育て上げることに尽力している。

中国は、科学技術革新による現代化産業システムの構築をリードし、生産・サプライチェーンの靭性と安全レベルの向上を堅持し、15年連続で世界の製造業における「トップの座」を維持している。200種類以上の主要工業製品の生産量が世界一となり、世界の生産・サプライチェーンにおける重要な「要(かなめ)」となり、その安定した運営を支える「バラスト(安定の礎)」としての役割を果たしている。

GEヘルスケア(GE HealthCare)が世界で販売するCT検査装置の60%が中国北京の生産拠点で製造されている。
自動車用品や建設業など幅広い分野を手掛ける総合型企業「ナイル川(尼羅河)集団」は世界130以上の国と地域のプロジェクト建設にサービスを提供している。

医療機器を手掛ける米国系の多国籍企業「メドトロニック(Medtronic)」は中国で7000社近いサプライチェーンパートナーを育成している。

チェーン博からは、全世界の関連産業の「チェーンリーダー」が、数多くの上流・下流企業と共生・共栄の産業生態系を形成していることが見て取れる。

産業協力と技術革新の促進をより一層重視し、チェーン博では「チェーンリーダー企業+関連産業クラスター」という協力モデルを創造的に提唱し、世界の生産・サプライチェーンのデジタル化、スマート化、グリーン化による構造転換と高度化を促進し「グローバル生産・サプライチェーン協力」の広大な可能性を切り開いている。

経済のグローバル化は歴史の大勢であり、開放と協力は時代の潮流である。中国は真の多国間主義を断固として実践し、調和と共生という「中国の主張」をもって、世界の発展に新たな明るい前途をもたらしている。

一つの「グリーン農業チェーン」が、世界各地の優良農産物を結びつけ、「グローバル共同体」の力を示している。

カザフスタンの小麦:「先正達集団(Syngenta Group)」は、現地のモデル農場で小麦の生産量を倍増させ、現地との協力で加工した良質な小麦粉を中国に供給している。

モザンビークの水稲:「深セン華大基因科技(BGI Genomics)」は24年末に現地で多年生の稲「PR107」の試験栽培を開始、今年3月末の初回実測では1ムー(約667平方メートル)当たり426キロの収量を記録し、現地の稲作モデルの革新に新たな活力を注入した。

ペルーのブルーベリー:昨年、南米初のスマート港「チャンカイ港」が運営を開始し、中国とペルー間の片道海上輸送時間が10日短縮され、ペルーの輸出業者の物流コストを年間20%以上削減できると予想されている。

アジアからアフリカ、そしてラテンアメリカへと、数々の農業プロジェクト、工業団地、交通網が、現地の加速的発展、貧困削減、民生改善を支援し、グローバルサウス諸国が現代化の道を後押しする強力な原動力となっている。

ある外国の要人は「今日の世界は不確実性に満ちており、国際社会は中国がより大きな役割を果たすことを期待している」と述べた。

南アフリカのエコノミストは「中国が建設を請け負った鉄道、電力システム、水力発電所などの重要プロジェクトは、すでに複数のアフリカ諸国で運用が開始され、現地の発展のための環境条件が着実に改善されている」と述べた。

一部の国が「小さい庭を高い塀で囲う」分離政策、デカップリング政策を進める中、中国は「外資参入ネガティブリスト」の対象削減を継続し、外資の中国の製造業への参入をほぼ全面的に自由化した。

一部の国や地域による入境政策の引き締めに直面する中、中国は一方的なビザ免除対象国を47か国、トランジットビザ免除対象国を55か国に拡大し、「中国旅行」の人気はさらに高まっている。今年上半期、ビザ免除で入国した外国人は延べ1364万人に上り、前年同期比53.9%増加した。

大勢に順応し、大義を担い、大道を行く中国は、激動し変化する世界における「安定の力」「協力の力」「進歩の力」となっている。(c)People’s Daily /AFPBB News