トランプ氏、ホワイトハウス改修への批判一蹴「工事の音は音楽」
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【10月22日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は21日、ホワイトハウスの一部を取り壊して新たな舞踏室を建設する計画について、工事の音は「私の耳には音楽のようだ」と述べ、反対派からの批判を一蹴した。
イーストウィングの外壁を取り壊して進められている増築工事をめぐっては、元ファーストレディーのヒラリー・クリントン氏ら民主党側から、「大統領官邸を尊重していない」との非難が上がっている。
工事の音が響くホワイトハウスでは同日、共和党上院議員との昼食会が開かれた。トランプ氏は「世界クラスの舞踏室を建設している」と述べ、「後ろの方から美しい建設の音が聞こえるだろう。あの音が聞こえるか?あれは私の耳には音楽だ。あの音が大好きだ」と続けた。
不動産王でもあるトランプ氏は、総額2億5000万ドル(約380億円)の計画に税金が使われていないことも強調。「この音を聞くとお金を思い出す。この場合はお金がかからないことだが。なぜなら私が支払っているからだ」と述べ、費用を自ら負担していることをアピールした。
トランプ氏によると、残りの建設費は民間や企業からの寄付で賄われるという。
舞踏室の増設工事については、民主党側から非難する声が上がっている。
元ファーストレディーのヒラリー・クリントン氏は「そこは彼の家ではない。あなた(国民)の家だ。彼はそれを破壊している」と批判した。
その他の民主党議員も、トランプ氏が連邦政府の構造を大胆に変え、政治的対立者を標的にしてきた姿勢になぞらえて非難した。
ハワイ州選出のメイジー・ヒロノ上院議員はX(旧ツイッター)への投稿で「イーストウィングの解体は、トランプ氏が民主主義に対して行っていることを象徴している。彼は民主主義を守ると言いながら、目の前で破壊している」と述べた。
マサチューセッツ州選出のエリザベス・ウォーレン上院議員も「国民が生活費の『急騰』に苦しんでいる中、トランプ氏にはブルドーザーがホワイトハウスの一部を解体し、新たな豪華舞踏室を建てる音しか聞こえていない」と指摘した。(c)AFP