ニューヨークの黒人受刑者暴行死事件、刑務官に有罪判決
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【10月21日 AFP】米ニューヨーク州の刑務所で昨年12月に黒人受刑者が殴打され死亡した事件で、元刑務官の1人が殺人と過失致死の罪で有罪判決を受けた。地元当局が20日、発表した。
同じ罪で裁判を受けた2人の刑務官は無罪となり、他の5人は裁判前に過失致死罪を認めた。
有罪判決を受けた元州矯正官のデービッド・キングスリー被告は、第2級殺人罪と第1級過失致死罪で有罪とされた。12月16日に量刑が言い渡される予定で、最長25年の拘禁刑を受ける可能性がある。
ロバート・ブルックス受刑者(当時43)は暴行罪で禁錮12年を言い渡され、ニューヨーク州北部の刑務所で服役していた。
2024年12月9日にボディーカメラで撮影された映像では、ブルックス受刑者が複数の刑務官に暴行を受け、顔から血を流し、首を押さえ付けられる場面が映っている。ブルックス受刑者はその夜、死亡を宣告された。
起訴状では、被告が「人命に対する冷酷な無関心さで行動し、他人に重大な死の危険をもたらす行為に無謀に関与し、その結果、ロバート・ブルックスの死を引き起こした」と述べられている。
この事件は米国の刑務所制度の深刻な問題と、米国における法執行機関の暴力的な関与の実態を浮き彫りにした。(c)AFP