運行再開イベントで挨拶の言葉を述べるイ・ハクジェ仁川国際空港公社社長(c)KOREA WAVE
運行再開イベントで挨拶の言葉を述べるイ・ハクジェ仁川国際空港公社社長(c)KOREA WAVE

【10月21日 KOREA WAVE】韓国・仁川国際空港公社は、これまで運休していた仁川空港の磁気浮上列車を観光・体験列車として変更し、10月17日から運行を再開した。

メガ・ニュース(MEGA News)のチュ・ムンジョン記者の取材によると、仁川空港の磁気浮上列車は、2016年2月に公共交通機関として開通したが、施設の安全点検および運営効率化の診断のため、2022年7月から運休に入っていた。運休から3年3カ月ぶりとなるこの日、運行が再開された。

運休期間中、仁川国際空港公社は都市鉄道の廃止や専用軌道の承認など、許認可に関する行政手続きを完了し、2025年7月からは各種試験運行や試走を通じて運行の安全性を点検し、運行再開に合わせて施設の再整備も終えた。

仁川空港の磁気浮上列車の運行路線は、「仁川空港第1旅客ターミナル駅」から「龍遊駅」までの6駅、全長6.1kmの区間。従来の公共交通手段から観光・体験列車に変更されたことにより、関連法令に基づき時速40km以下で運行される。

運行時間は週6日(火~日曜日)の午前10時から午後5時まで。35分間隔で運行され、誰でも無料で乗車することができる。

イ・ハクジェ仁川国際空港公社社長は「仁川空港の磁気浮上列車が観光・体験列車として新たに運行を開始するにあたり、利用客に不便が生じないよう関係機関と協議し、安全で便利な運行に万全を期す」と述べた。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News