トランプ米大統領「ガザ停戦は維持」 イスラエルの空爆後も
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【10月20日 AFP】イスラエルは19日、イスラム組織ハマスによる停戦違反を主張し、パレスチナ自治区ガザ地区への攻撃を実施したが、ドナルド・トランプ米大統領は、ガザでの停戦は依然として維持されていると述べた。
イスラエル軍は、自軍の兵士が攻撃を受けたと主張し、南部ガザのハマス拠点数十か所を空爆した。ハマスの管轄下にあるガザの民間防衛当局によると、この攻撃で少なくとも45人が死亡した。
記者から停戦がなお有効かどうか問われたトランプ氏は、「ああ、そうだ」と答えた。停戦合意の仲介に関与した同氏は、違反にハマス指導部が関与したとは考えておらず、「一部の反乱分子」によるものだとの見方を示した。
トランプ氏は「ハマスとの和平を確実なものにしたい」と述べ、「厳しく対処するが、適切に行う」と強調した。
ハマスはイスラエルへの攻撃を否定し、当局者はイスラエルが戦闘を再開するための「口実」をでっち上げていると非難した。(c)AFP