広交会で外国人入国者が過去最多に
発信地:東京
[
中国・台湾
]
このニュースをシェア
【10月24日 東方新報】第138回中国輸出入商品交易会(広交会)の開催に合わせ、広州白雲国際空港(Guangzhou Baiyun Airport)の出入国審査場は外国人来訪者でにぎわっている。広州白雲出入境検査所によると、外国人の入国者数は引き続き高水準で推移しており、複数の統計で過去最高を記録した。
同検査所によると、10月10日から15日までの6日間で、白雲空港を通じた外国人の1日あたりの入国者数は平均約1万5000人に達し、前回4月に開催された第137回広交会の同時期と比べて4.2%増加した。
データでは、開幕前日と当日にあたる10月14日と15日の両日、外国人入国者数が連続して1万8000人を超え、全入国者の70%以上を占めた。いずれも空港開港以来の最高記録となった。
白雲出入境検査所では、スムーズな入国手続きを支援するため、ビッグデータや人工知能(AI)を活用し、来場者の動向をリアルタイムで分析。混雑状況に応じて待機エリアを柔軟に調整するなど、迅速で的確な運営に努めている。
さらに、審査場にはAI音声案内システムや多言語対応の相談ロボットを設置。英語、ロシア語、スペイン語など13言語に対応できる多言語ボランティアチームも編成し、出入国手続きのほか、展示会参加や観光に関する質問にもリアルタイムで対応している。(c)東方新報/AFPBB News