トランプ氏、ゼレンスキー氏と会談 「トマホーク」供与に慎重な姿勢示す
このニュースをシェア
【10月18日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は17日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談し、米国の巡航ミサイル「トマホーク」をウクライナに供与することに慎重な姿勢を示した。
トランプ氏は「トマホークのことを考えずに戦争を終わらせることができることを願っている」と語り、供与はロシアのウクライナ侵攻を「エスカレーション」させる危険性があると述べた。
会談後、ゼレンスキー氏は記者団に対し、長距離兵器について話し合ったことを明らかにしたが、「米国がエスカレーションを望んでいない」として、詳細について発表しないと述べた。
8月に米アラスカ州で米ロ首脳会談が行われたが、ウクライナを巡る状況は好転せず、トランプ氏はロシア側への不満を示してきた。トランプ氏は今月、トマホークをウクライナ側に売却することを認める可能性を示唆していた。
トランプ氏は16日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話で話し、ハンガリーのブダペストで米ロ首脳会談を開催することで合意した。(c)AFP
