革新のエンジンに点火、高品質な発展を牽引・中国
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【10月21日 People’s Daily】最近、二つの会議が注目を集めた。北京市で開催された「第12回世界高速鉄道大会」では、世界中から集った業界リーダー、専門家、学者らが「革新的な発展が生活をより良くする」をテーマに、高速鉄道の未来について議論を交わした。
安徽省(Anhui)合肥市(Hefei)で開催された「国際深宇宙探査学会」設立大会は、中国初の深宇宙探査分野における国際科学技術組織の設立を記念するもので、中国宇宙産業の国際的な交流と協力が重要な一歩を踏み出したことを示している。
この二つの大会のうち、一つは「足元を固め」、相互連携・相互往来の幸福と発展の道を固めることに尽力するもので、もう一つは「星空を見上げる」ことで、人類の星間空間への探査と追求に目を向けるものだ。これらはいずれも、中国が科学技術の革新を通じて新たな原動力を育み、ハイレベルな科学技術の「自立自強(自力で自らを強める)」の道を着実に歩み、そして自らの革新的な発展をもって世界に貢献する責任感と行動を、異なる側面から示したイベントになっている。
近年、中国は改革の炎で革新のエンジンに点火し、科学技術イノベーションが高品質な発展を牽引するように導き、「一枚の青写真を最後まで描き切る」ことで、荒波を乗り越えて前進を続けている。
中国国務院新聞弁公室は先ごろ、「『第14次五か年計画』の高品質な完成計画」に関する初回の記者会見を開いた。その席上、目覚ましいデータが披露され、中国の革新的発展の力強い鼓動が描き出された。15年連続で世界の製造業トップの座を堅持し、220種類以上の主要な工業製品の生産量が世界一で、作れないものはますます少なく、作れるものはますます優良になっている。
昨年の全社会の研究開発費投入規模は「第13次五か年計画」の末期に比べ約50%増加し、増加額は1兆2000億元(約24兆9480億円)に達した。研究開発投入強度は2.68%に向上し、経済協力開発機構(OECD)加盟国の平均水準に近づいた。
最初の中国宇宙ステーション「天宮(Tiangong)」の全面的な完成・運用開始から、「嫦娥6号(Chang'e-6)」が人類初の月の裏側サンプル採取を実現するまで、国産初の電磁カタパルト式空母「福建(Fujian)」の進水から、国産初の大型クルーズ船「愛達・魔都号(Adora Magic City)」の建造・運航まで、国産大型旅客機「C919」の商業運航開始から、世界初の第4世代原子力発電所「石島湾基地」の商業運転開始まで、次々と打ち立てられるイノベーションの頂点が、科学技術の革新と産業の革新との深い融合を推進し、中国のイノベーションの力強さと決意を示している。
着実に歩みを進める中国のイノベーションの成果は、世界各国の人々に恩恵をもたらし、地球規模の持続可能な発展と世界の近代化プロセスに力を与えている。ジャカルタ・バンドン高速鉄道はインドネシア国民の「高速鉄道の夢」を叶え、ハンガリー・セルビア鉄道はセルビアの交通の様相を一変させた。
中国の高速鉄道技術と装備の「海外進出」は、現地の人びとの移動を大幅に便利にし、地域の発展の通路の開通に貢献している。
今年上半期、新エネルギー車、リチウム電池、太陽光発電製品に代表される「新三品」の輸出が昨年同期比12.7%増加し、中国のグリーン製品と技術の輸出が加速し、世界のグリーン転換の潮流をリードしている。ハイブリッド稲、「菌草栽培」(食用キノコ栽培に原木の代わり用いる植物)などの技術は関連諸国の発展のニーズに合致し、現地の農業近代化を加速させている。中国は「AIの善なる活用」を堅持し、DeepSeekに代表されるAI大規模モデルは、低コスト、高性能、オープンソースにより、AI技術の普及を促進している。
中国は、志を高く掲げ、常に開放的な姿勢で国際宇宙協力を推進し、各国と科学技術の恩恵を共有している。
中国とエジプトが共同設計し開発した「エジプト2号衛星」の酒泉衛星発射センターでの打ち上げ成功から「パキスタン第2号通信衛星」の西昌衛星発射センターでの打ち上げ成功まで、また、「BRICSリモートセンシング衛星コンステレーション」や「一帯一路(Belt and Road)空間情報回廊」などの多国間協力プロジェクトの主導的な立ち上げから、ブラジルとの「地球資源衛星」の共同開発、パキスタンとの「宇宙飛行士選抜訓練協力協定」の締結、グローバル・サウス諸国への宇宙人材育成の支援、技術共有の推進まで、中国はすでに50以上の国や国際機関と約200件の「政府間宇宙協力協定」を締結している。また来年打ち上げの「嫦娥7号」は、エジプト、バーレーン、タイ、イタリア、スイスなどのペイロード(委託実験貨物)を搭載して月へ向かう予定である。
高水準な科学技術の「自立自強」によって鍛えられた中国の「強じんな筋骨」とイノベーションの原動力は十分だ。開放と協力によって人類の科学技術の進歩を促進するという中国の責任感と度量は宏大だ。
中国は、関係各方面と手を携え「共に議論し、共に建設し、共に享受する」という理念を堅持し、科学技術で世界に力を与え、協力によって未来を共に創造し、グローバルな発展を推進するため、より多くの中国の英知、中国の技術、中国の解決方法で世界に貢献し、中国の科学技術イノベーションの成果が人類全体により良い恩恵をもたらすことを願っている。(c)People’s Daily /AFPBB News