【10月15日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は14日、米誌タイムが掲載した自身の中東和平活動に関する記事については気に入ったが、表紙の写真については、髪の毛を「消された」と酷評し、不満をあらわにした

トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、「タイム誌は私について比較的良い記事を書いてくれたが、写真は史上最悪かもしれない」と投稿。

「私の髪の毛を『消された』。私の頭の上に浮かんでいるところもあった。まるで浮かぶ王冠のようで、しかも非常に小さいものだった。本当に奇妙だ!」と続けた。

写真はローアングルから逆光で撮影されており、首のぜい肉と髪の毛が映っている。この写真は13日、X(旧ツイッター)に投稿された。

トランプ氏は「ローアングルから撮影されるのは好きじゃない。非難に値する極めて悪い写真だ。彼らは何をしているのか、そしてなぜこのようなことをしたのか?」と訴えた。

トランプ氏は、約2年間続いたパレスチナ自治区ガザ地区での紛争終結に向け、停戦合意をまとめ、13日にイスラエル人人質とパレスチナ人被拘束者の解放にこぎつけたことで称賛されている。

10月10日付のタイム誌の記事は、この合意を「一部から国外における米国のリーダーシップを放棄したと批判されてきたトランプ氏にとってのあがない」と評している。

トランプ氏は、タイム誌の「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」に2016年と2024年の2度選ばれており、同誌の報道を詳細に追っている。(c)AFP