日本がブラジルから歴史的初勝利、2点差ひっくり返す
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【10月14日 AFP】サッカー国際親善試合は14日、東京スタジアムで行われ、日本は後半に見事な逆転劇を見せて3-2でブラジルを下し、史上初の勝利を挙げた。
4日前の親善試合で韓国を5-0で粉砕していたブラジルは、26分に鮮やかなパス回しからパウロ・エンヒキが先制点を決めると、32分にはルーカス・パケタの巧みなループパスを受けたガブリエウ・マルティネッリが追加点を奪った。
それでも日本は52分、ファブリシオ・ブルーノのミスを突いてボールを奪った南野拓実が1点を返すと、さらに62分には中村敬斗のシュートがブルーノにディフレクションしたものの、同点ゴールとなった。
すると日本は72分、上田綺世が強烈なヘディングシュートで逆転ゴールを奪った。
日本は通算14回目の直接対決でブラジルから初白星を挙げ、約4万5000人のサポーターを熱狂させた。
5月のカルロ・アンチェロッティ監督就任以降でブラジルが黒星を喫したのは、2026年のW杯北中米大会南米予選のボリビア戦に続いて2度目となった。(c)AFP