【10月12日 AFP】中国商務省は12日、米国のドナルド・トランプ大統領が中国の輸出品に100%の追加関税を課すと発表したことを受け、典型的な「二重基準」だと非難した。

トランプ氏は10日、中国によるレアアースの新たな輸出規制を「非常に敵対的」と非難し、報復措置として11月1日から追加関税を課すと表明した。

また、今月後半に予定されていた習近平国家主席との会談を中止する可能性も示唆している。

一方で中国側はこの日、9月から米国が対中経済措置を強化していると非難した。

商務省は「こうした行動は、中国の利益を著しく損ない、両国間の経済貿易協議の雰囲気を深刻に損なった」と述べ、「あらゆる局面で高関税をちらつかせるのは、中国と向き合うのに適切な手段ではない」とも付け加えた。(c)AFP