武装解除は「論外」 戦闘再開なら撃退 ハマス
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【10月12日 AFP】イスラム組織ハマス幹部らは11日、ガザ和平計画に関して、武装解除は「論外だ」と述べ、パレスチナ自治区ガザで戦闘が再開した場合、「すべての能力を駆使して撃退する」と警告した。
ドナルド・トランプ米大統領が提案した和平計画では、「第1段階」の人質解放やイスラエル軍の撤退の後、ハマスに武装解除を求め、統治からは排除するとしている。
ハマス当局者はAFPに対し、「提案された武器の引き渡しは論外であり、交渉の余地はない」と述べた。
ハマス政治局幹部のホッサム・バドラン氏もAFPとのインタビューで、戦闘の再開を望んでいないとしながらも、「戦いが強要されるならば、間違いなく対峙し、すべての能力を駆使して撃退するだろう」と述べた。
また、バドラン氏はハマスをガザから追放することは「馬鹿げていて無意味だ」と語り、「トランプ計画の第2段階は、多くの複雑さと困難を含んでいる」と述べた。(c)AFP