【10月10日 AFP】自民党の高市早苗総裁は10日、公明党が連立政権から離脱する方針について「大変残念だ」と述べた。自公連立の解消により、高市氏が日本初の女性首相に就任するシナリオは不透明になった。

高市氏は「一方的に連立政権からの離脱を伝えれた」と記者団に語り、「これまで26年間にわたって、野党の時代も含めて、協力をしてきた関係だったので、大変残念だったが、そのような結論になった」と述べた。

高市氏との会談後、公明党の斉藤鉄夫代表は、自公連立政権を「いったん白紙」にすると述べた。

斉藤氏は、自民に求めてきた企業・団体献金の規制強化や派閥裏金事件の真相解明などに関し、高市氏からの回答が不十分だったと主張した。首相指名選挙での対応については、高市氏に投票しない方針。(c)AFP