フィリーズが1勝返す シュワバーが2本塁打の活躍
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【10月9日 AFP】25MLBは8日、ナ・リーグ地区シリーズ(NLDS、5回戦制)第3戦が行われ、2連敗を喫していたフィラデルフィア・フィリーズが8-2で大勝し、シリーズ戦績を1勝2敗とした。
フィリーズは、カイル・シュワバーが本塁打2発の活躍を見せた。4回に逆転の口火を切る特大の同点ソロ本塁打をドジャース先発の山本由伸から放つと、5点を奪って試合を決定づけた8回にもクレイトン・カーショウから一発を打った。
これでシュワバーはポストシーズンのキャリア通算本塁打数を23本とし、29本で1位のマニー・ラミレス、27本で2位のホセ・アルトゥーベに続く歴代3位に浮上している。
敗れたドジャースは、9日に再び本拠地で行われる第4戦でシリーズを締めくくることを目指す。
今シリーズの勝者は、シカゴ・カブスとミルウォーキー・ブルワーズの勝者とリーグ優勝決定シリーズ(NLDS)に臨む。
同日の試合でカブスは4-3でブルワーズに競り勝ち、シリーズ戦績をこちらも1勝2敗とした。
初回に先制を許したカブスだったが、その裏にマイケル・ブッシュの先頭打者本塁打で追いつくと、この回に一挙4点を奪った。
その後点差を縮められて迎えた8回には満塁のピンチを迎えたが、ブラッド・ケラーがこの日1本塁打2打点を挙げていたジェイク・バウアーズを三振に切って取りピンチを脱出。ケラーは9回を三者凡退に抑えて4アウトセーブで試合を締めた。9日の第4戦もカブスの本拠地リグレー・フィールドで行われる。(c)AFP