■「三脚に取り付けられたカメラ」

ドミニク受刑者はドガン被告に対し、服を脱ぐこと、喫煙しないこと、そしてお湯で手を洗うことなど、厳密な指示を与えた。

「彼は三脚に取り付けられたカメラを見て、自分が撮影されていることを確信していた」とドミニク被告は述べ、ドガン被告はペリコさんに「あらゆること」をしたと付け加えた。

ドガン被告は意識を失ったジゼルさんの脚を持ち上げるのを手伝ってほしいと頼んできたこともあるという。

ドミニク受刑者は、意識を失わせたジゼルさんへの性的暴行を綿密に記録していた。ドガン被告が訪れた夜の出来事についても写真107枚と動画14本が見つかっている。

捜査官は7日の公判で、ドガン被告がジゼルさんの状態を十分に認識していたことは間違いないとして、「ビデオを見れば誰でもすぐに理解できるだろう」と証言した。

動画の中で、ジゼルさんが身じろぎするとドガン被告は行為を中断した。「目を覚ますかもしれないと心配し、そのまま待機姿勢をとったと理解している」と捜査官は指摘。「30秒後、痛みや不快感による反射だと判断したドガン被告は、行為を再開した」と続けた。

ドミニク受刑者とドガン被告はジゼルさんを起こさないよう、ささやき声で話していたという。

また、ドガン被告は夫婦宅に30分しかいなかったと主張しているが、捜査官は動画のタイムラインから判断して「少なくとも3時間24分」滞在していたと捜査官は指摘している。

捜査官は、ドミニク受刑者は「少し偉そうに指図していたかもしれない」が、「身体的強制や脅迫がなかったことは、動画でも裏付けられている」と述べた。

ドミニク受刑者は、拘禁20年の判決に対し控訴していない。

ジゼルさんは8日午前に証言台に立つ予定だ。判決は同日または9日に言い渡される見込みだ。(c)AFP