建設現場に向かうキム・ドンソン氏(左)=インミンジョン氏のインスタグラム(c)MONEYTODAY
建設現場に向かうキム・ドンソン氏(左)=インミンジョン氏のインスタグラム(c)MONEYTODAY

【10月07日 KOREA WAVE】元ショートトラック韓国代表のキム・ドンソン(金東聖)氏が、2年前から建設現場で日雇い労働をしていると明かした。かつての国民的英雄は、オリンピック金メダルによる年金も失い、現在は日雇い収入に頼る生活を送っている。

10月4日、YouTubeチャンネル「ワンマイク」に出演したキム氏は、妻イン・ミンジョンさんとともに建設現場に向かう姿を見せ、「一度の過ちですべてを失った。時間が経つにつれて活動もできなくなり、妻に支えられている。借金も増えたが、このままではいけないと思っている」と語った。

建設現場で働く理由は、前妻との間の2人の子どもへの養育費未払い。父親としての責任を果たすため、早朝から現場で働いているという。

キム氏は1998年の長野冬季五輪で、男子1000メートル金メダル、男子5000メートルリレー銀メダルをそれぞれ獲得した。

韓国では金メダリストに年金が支給されるが、海外留学時に学費負担を減らすため取得した米国の永住権により、その資格を喪失した。永住権取得が国内居住資格の喪失とみなされたためで、「軽率だった」と悔やんでいる。

現在はショートトラックの指導資格を取得し、子どもたちを無償で教える一方、本格的な指導者としての復帰を目指してリンクを巡っている。

私生活では2018年に離婚後、家庭裁判所から月300万ウォンの養育費支払いを命じられたが、支払いが滞った。元妻は2024年に未払い養育費8010万ウォンの支払いを求めて訴訟を起こしている。

キム氏と現在の妻は「子どもたちへの責任は最後まで果たす」とSNSで表明。かつて“氷上の皇帝”と呼ばれた男は、失われた栄光を取り戻すべく、新たな一歩を踏み出している。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News