ウクライナが大規模無人機攻撃 国境付近で停電の報告
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【10月6日 AFP】ロシアは6日、ウクライナの無人機攻撃により国境地域の一つで停電が発生したと発表した。
ロシア国防省によると、ウクライナの無人機251機を撃墜したとしており、2022年2月の侵攻開始以降で最も規模の大きい攻撃の一つとなった。
ウクライナはロシア領内への攻撃を強化するとしており、特にロシアの石油インフラを標的としている。ウクライナは、ロシアによる都市部やエネルギー網に対する日常的な攻撃への正当な報復としており、時に数百万人の暖房や電力が遮断されている。
ベルゴロド州のバチェスラフ・グラドコフ知事は、「現在、24の集落で部分的な停電が発生しており、5400人に影響が出ている」とSNSで述べた。
南部クラスノダール地方の製油所も攻撃を受け、2人が負傷したと地元当局が発表した。
一方、ウクライナによると、ロシア軍は無人機116機を発射してチェルニヒウ地方のエネルギー施設を攻撃し、ヘルソン地方では女性1人が死亡したという。
ウクライナによるロシアの製油所への報復攻撃は、ここ数か月でロシア国内の複数地域で燃料不足を引き起こし、ガソリン価格を押し上げている。(c)AFP
