社会的弱者配慮の制度を悪用…韓国・障害者駐車証を改ざんし使用した58歳女性の罪と罰
発信地:韓国
[
韓国・北朝鮮
]
このニュースをシェア
【10月04日 KOREA WAVE】障害者専用駐車区画を使用する際の駐車証を改ざんして利用した被告の女(58)に対し、韓国の裁判所が執行猶予付きの懲役刑を言い渡した。
ソウル東部地裁は9月10日、公文書偽造と偽造公文書行使の罪で起訴された被告に懲役8月、執行猶予2年の判決を出した。
判決によると、被告は2023年3月、世宗(セジョン)市内の高速道路サービスエリアで障害者専用駐車証を拾得。記載されていた車両ナンバーを消して自分の車のナンバーを書き込んだ。
その後の同年12月27日午前、世宗市内の建物駐車場で車両前面にこの偽造駐車証を掲示し、障害者専用区画に駐車した。
地裁は「社会的弱者を配慮するために設けられた制度を悪用した行為は軽視できない」と指摘しつつ、被告に軽度の障害があることなどを考慮した。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News