高市早苗氏、日本初の女性首相就任へ
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■鉄の女2.0
大学時代にヘビーメタルバンドでドラマーを務めていた高市氏は、目標とする政治家として故マーガレット・サッチャー元英首相を挙げている。
東京大学名誉教授の川人貞史氏によると、高市氏の選出は女性の政治参加にとって前進ではあるものの、高市氏自身は家父長制的な慣習に対して闘う姿勢をほとんど示していないという。
そのジェンダー観はすでに保守的な自民党内でも右寄りで、19世紀に成立した夫婦同姓を規定する民法の改正にも反対している。
川人氏はこの問題が高市氏の任期中は解決しないだろうと述べている。
自民党保守派や、暗殺された安倍晋三元首相の支持者から熱烈な支持を得ている高市氏は、積極的な金融緩和と大規模な財政出動を支持しており、安倍元首相の「アベノミクス」政策を踏襲している。これが再び実施されれば、市場に衝撃を与える可能性もある。
また、外国人による国内での犯罪や経済的影響について強い懸念を示しており、規制強化を求めている。これは、自民党から離れ、反移民を掲げる参政党に流れた有権者を呼び戻す狙いだと専門家は分析している。
関税については、今月行われたパネルディスカッションで「日本の国益を損なう不平等なものが出てきた場合、しっかりものを申さないといけない。再交渉の可能性もある」と言及した。(c)AFP