【10月4日 AFP】(更新)自民党の総裁選は4日投開票され、対中強硬派の高市早苗前経済安全保障担当相(64)が総裁に選出された。

1回目の投票で5候補とも過半数に届かず、上位2位による決選投票で、テレビ映えするものの能力不足を懸念されていた小泉進次郎農相(44)を破った。高市氏185票、小泉氏156票だった。

高市氏は総裁就任のあいさつで、「本当に多くの皆様と共に自民党の新しい時代を刻んだ」と述べた。

目標とする政治家として故マーガレット・サッチャー元英首相を挙げている高市氏は、反移民を掲げる勢力が支持を広げる中、低迷する党勢の立て直しを担う。

高市氏は臨時国会で首相に選出され、日本初の女性首相となる公算が大きい。(c)AFP