【10月4日 AFP】ウクライナ北東部ハルキウ州の農場で、ロシアの無人機攻撃によって火災が発生し、約1万3000頭のブタが死んだ。国家非常事態庁が3日、明らかにした。

3年半にわたるロシアによる侵攻では、人だけでなく動物たちも苦しんでおり、家畜小屋や動物園も被害に遭っている。

国家非常事態庁は、「ハルキウ州ノボボドラスカ地区の農場がロシアの無人航空機(UAV)による攻撃を受け、約1万3000頭のブタが死んだ」として、農場の従業員1人が負傷したと付け加えた。

同庁が公開した写真には、一部が焼け落ち、屋根が粉々になった豚舎にブタの死骸が積み重なっている様子が写っている。

八つの豚舎すべてが火災で焼失したという。

9月には、キーウ州の乗馬クラブがロシア軍の攻撃を受け、馬7頭が死んだ。

ウクライナ全土の動物園はロシアによる侵攻の被害を受けており、6月にはオデーサ動物園で雄羊1頭が死んだ。(c)AFP