イスラエル、英ユダヤ教会堂襲撃を非難「野蛮なテロ攻撃」
このニュースをシェア
【10月3日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、2日に英国のシナゴーグ(ユダヤ教会堂)前で発生した男が車で群衆に突っ込み刃物で襲撃する事件について、「野蛮なテロ攻撃」を非難した。イスラエルのギドン・サール外相は英当局が同国における反ユダヤ主義の高まりを抑制できていないと非難した。
ネタニヤフ首相は声明で「マンチェスターでの野蛮なテロ攻撃を受け、イスラエルは英国のユダヤ人コミュニティーと共に深く悲しんでいる」「国連で警告したように、テロに対する弱気はさらなるテロを呼ぶだけだ。強さと団結だけがテロを打ち破ることができる」と述べた。
サール外相はX(旧ツイッター)への投稿で、今回の事件は英全土で高まる反ユダヤ主義の結果だと主張。
「ユダヤ人にとって最も神聖な日であるヨム・キプール(贖罪の日)の朝、マンチェスターのヒートン・パーク・シナゴーグ近くで発生した殺人事件にがく然としている」「真実を言わなければならない。露骨で過激な反ユダヤ主義と反イスラエルの扇動、そしてテロ支援の呼び掛けが最近、ロンドンの街頭、英各都市、そして大学のキャンパスでまん延している」と主張。
「英当局は、この有害な反ユダヤ主義の波を抑えるのに必要な措置を講じず、反ユダヤ主義の存続を事実上容認している」と付け加え、イスラエルはこの問題への対応において「(英国のキア・)スターマー政権に言葉以上のものを期待している」と述べた。
イスラエルの極右イタマル・ベングビール国家治安相はテレグラムで、「近年、テロリストを擁護し、保護し、支援することを繰り返し選択してきた英国は本日、テロを助長する者は最終的に自国内でテロに見舞われるという、冷厳な事実を思い知らされた」と述べた。
英警察は2日の事件を「テロ攻撃」と呼び、2人が死亡、4人が負傷したと明らかにした。容疑者は射殺されたという。
英国は先月、他の西側諸国と共にパレスチナを国家承認したことで、イスラエル指導部の怒りを買っている。(c)AFP