インドネシア・ジャワ島で学校建物崩壊 1人死亡、数十人負傷
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【9月30日 AFP】インドネシア・ジャワ島で29日、イスラム教学校の建物が突然崩壊する事故が起き、少なくとも1人が死亡した。警察当局が発表した。
国営通信社アンタラが目撃者の話として伝えたところによると、事故発生時、生徒100人以上が午後の祈りのために集まっていた。
東ジャワ警察のジュールズ・エイブラハム・アバスト氏は記者団に対し、事故はシドアルジョのイスラム寄宿学校で発生し、少なくとも79人が救助されたと述べた。また病院からの報告によると少なくとも1人が死亡したという。
ジュールズ氏は「イスラム寄宿学校を含む関係者と連絡を取り合い、瓦礫の中にまだいる、あるいはいる可能性のある被害者の正確な数を特定しようとしている」と状況について説明した。
事故発生当時、建物では工事が行われていた。学校責任者の一人、アブドゥス・サラーム・ムジブ氏は、3階にコンクリートを流し込んだ後に建物が崩壊したことを明らかにした。
「建物は3階建てだった。計画では4階建てで平らな屋根にする予定だった」とし、「上層階は教室や生徒の活動に使用される予定で、下層階はすでに礼拝室として使用されていた」と続けた。
インドネシアでは今月初めにも、西ジャワで祈りの集会が行われていた建物が崩壊し、少なくとも3人が死亡、数十人が負傷する事故が起きている。(c)AFP