【9月28日 AFP】インド南部タミルナド州カルールで27日、人気俳優から政治家に転身したビジャイ氏(51)が出席した政治集会中に群衆事故が発生し、少なくとも36人が死亡した。

同州の首相は「子ども8人と女性16人を含む36人がこれまでに亡くなった」とX(旧ツイッター)に声明を投稿した。また議員の話では58人が負傷し、病院に搬送されたという。

地元紙ヒンドゥスタン・タイムスによると、ビジャイ氏を一目見ようとする群衆の一部がステージ前のバリケードに殺到し、折り重なったという。

演説中に混乱が発生したため、スピーチを中断せざるを得なくなったビジャイ氏は、Xに「命を落とした兄弟姉妹のご家族に、深い哀悼とお悔やみを申し上げます」とつづった。

インドでは、宗教行事などの大規模イベントで群衆事故が頻発しており、管理不備や安全対策の欠如がその原因とされている。

今年1月には、ヒンズー教の祭り「クンブメーラ」で雑踏事故が発生して30人が亡くなっており、昨年7月には北部ウッタルプラデシュ州のヒンズー教の行事で121人が死亡した。

また今年6月には、クリケットチームのリーグ優勝を祝う群衆が殺到して折り重なり、11人が命を落としている。(c)AFP