【10月1日 CGTN Japanese】零跑汽車(リープモーター)は9月25日、100万台目の車両が正式にラインオフしたと発表し、中国の新興自動車メーカーとして2社目の「百万クラブ」入りを果たしました。50万台から100万台に至るまでわずか343日という短期間での達成です。

零跑汽車の創業者で、董事長兼最高経営責任者(CEO)の朱江明氏はラインオフ式で、「われわれは5年かけて50万台を生産した。さらにそこから1年足らずで100万台目のラインオフを実現した。これは、零跑汽車が成長を加速させていることを説明している」との考えを示しました。

零跑汽車の「100万台への道」は「先強基、後加速」の戦略に基づきます。1台目から50万台までは技術やユーザーの信頼を積み上げる段階、50万台から100万台までは蓄積した力を一気に発揮する段階です。この急速な成長は技術開発、製品ラインアップ、市場開拓、サービスネットワーク、ブランド構築が一体となった高効率な体制の成果です。

ユーザー価値を重視した多彩な製品展開も加速の原動力です。セダン、SUV、MPVを含むABCDシリーズを展開し、C10は17カ月で世界納車台数16万台突破、B01は37日で1万台を突破するなど、ヒットモデルが続出しています。

さらに、資本提携関係にあるステランティスグループの国際的な販売・サービス・金融・物流ネットワークを活用し、欧州、中東、アフリカ、アジア太平洋地域の30カ国以上で約700の販売・サービス拠点を展開しており、国内外でブランドの国際化と市場拡大に拍車をかけています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News