【9月26日 AFP】南米コロンビアのバランキージャ市で、粗悪な密造酒を飲んだ1​​1人が死亡、10人が重体になった。当局が25日、明らかにした。

死者のほとんどは、エタノール(エチルアルコール)、メタノール(メチルアルコール)などを混ぜた「コチョコ」と呼ばれるカクテルを飲んでいたホームレスだった。コチョコは、使用済みのペットボトルに詰められて約50セント(約75円)で販売されている。

死者の一人のおい、エベル・カラベロさんはAFPの取材に対し、おじは「毎日」コチョコを飲んでいたと語り、「正直言って、こんなことになるとは思ってもみなかった」と付け加えた。

死者の中にはコチョコの製造者も含まれていた。

警察によると、コチョコは「嘆かわしいほど」不衛生な環境で製造されていたという。(c)AFP